自分を変える 無理をやめるということ
こんにちは オズノ真帆です☆
「相手を変えたいならまず自分を変えよう!」
一度くらい聞いたことありますよね?
私はですね、
「なんで私が??だって私間違ってないもん!」←
って思ってましたね(笑)
じゃあ変わってみる!って素直に思える方が珍しいはず。
実際私も
「じゃあ私が変わります!」
っていうよりも
「もう知らん、ひとりでいい。」
って感じでしたし(笑)
ですから今回は、
「なんで私が??」
から、
「変わってよかった!」
って思えるようになった話をしようと思います。
カウンセリングにまつわる話をしますので、もし受診しようか悩んでいる、でもどんな感じかわからなくて怖い…そんな方がいらっしゃれば参考にしてみてくださいね。
(カウンセリングを受けるメリット・デメリットは色々あるので、詳しくは調べてみてください。)
カウンセリングの考え方は参考になるよ、というだけで、受診をオススメしているわけではありません。
「自分を変える」ことは自分らしい自分を大事にすることなんだよ、ということが伝われば嬉しいです☆
私には数年間、カウンセリングを受けた経験があります。
カウンセラーがしてくれたのは、
・気持ちを受け止めてくれる
・共感してくれる
・気持ちを引き出して(質問して)くれる
これがほとんどでした。
こうしたらどう?
なんてアドバイスはされません。ひたすら否定せずに受け止めてくれました。
毎週カウンセリングルームを開けると、
今週はどんなことがありましたか?
どう思いましたか?
それはツライですよね。
じゃあどうして欲しかったですか?
そんな自分をどう思いますか?
こんな感じ。
自問自答の実践練習。
問 : カウンセラー
答 : 私
そんなやりとりを繰りかえしました。
回数を重ねると、
カウンセラーならどんな質問するかな?
と普段から想像し、些細な問題は自分で解決できるようになりました。
だんだん自分の中に、私専属のカウンセラーが誕生し、解決できる問題も多くなっていったのです。
そうすると、「自己否定」が格段に減りました。
だって、私の中の専属カウンセラーがダメな私も肯定してくれるから。
この時点で少なくとも、私の中の敵が消えました。
内に敵がいなくなると、私自身が人を否定しなくなりました。
「こういう人なのね」
「この人も未熟なのね」
そう思える。
馬鹿にしてるわけではありませんよ?完全な人なんていないことを理解したんです。
そして、関わるのが辛い相手なら、辛くない距離感まで離れることができる。
それでも相手や自分を否定したくなれば、可能な限り関わらない。なるべく意識しなくていい距離まで離れる。
自分にも他人にも、
「こうあるべき!」
「なんでこうしてくれないの?」
そんな苦しい期待をしない。
そんな選択ができる。
誰かが悪いんじゃない。
みんな自分の思い通りにならないと不満をもってしまう。
それは悪いことじゃないけど、あくまで本人の問題。
巻き込まない、巻き込まれない、それが大事。
「自分が変わる」とは
我慢しろ
忍耐力をつけろ
周りに合わせろ
そんな風に思っていたんですが真逆だったんです。
必要以上に我慢しない。
自分の感情を否定しない。
誰かのせいにしてしまうなら、そこは私の居場所じゃない。
これだけ聞いたらただのワガママですが(笑)
みんなワガママなんですよ。
自覚があるか、ないか。それだけなんです。
だからワガママでいられるもの同士で関係をきずこうよ!
ってこと。合う合わないは避けられない。
まあ最初は
「ぼっちでいい!もう病みたくない…!」
と人付きあいを諦め、無理に歩み寄るのやめた、って感じでしたが(笑)
そうやって飾らずにいると、気楽に付き合える人たちが寄ってきてくれました。
相手も無理してない、私も無理してない。毎日が楽♪
寄ってくる人は寄ってくるし、去る人は去る。
どちらかが無理しないと合わないなら、無理しない距離感まで離れる。
嫌われてたらどうしよう…
→まあ向こうが離れたなら、合わなかったってことでしょう。仕方ない。
こんなふうに人間関係に悩む時間が減るので、やりたいことに集中できます。
心配の代わりに楽しいが増える。
なんなら、本当に合う相手とも出会える!
そうしてるうちに
「ありのままでも大丈夫!」
という自信がついてきたんです。
やりたい放題ってわけじゃないですよ?(笑)
私がこうありたい、と思う姿でいるように目指してます。外見ではなく、心の在り方を。
なにも返ってこなくても気にならない、自己満足でできるラインまでしかやらない。相手を責める醜い自分を出さないで、できることをする。
そして、大切にしてくれる人を大切にする。
感謝を言葉で伝える。できるお礼をする。
できる範囲だけど、相手のしてほしい方法を選ぶ。
相手がその気持ちを受け取ってくれる人ならムリなく付き合っていけるし、違うと感じる人なら離れていく。
そういう責任の取り方をするようにしています。私の振る舞いは全て私の責任、誰のせいにもしない。
その結果、私を大切にしてくれる人だけが、私の周りに残ってくれました。
嘘みたいな奇跡ですよね!
「相手を変えたいならまず自分を変えよう!」
の正体はコレなんです。
私自身をムリにねじ曲げたりしないんです。
余計なプライドを捨てた、に近い。
大事なもの以外、諦めて捨てた。
すると肩の荷がおりた。
余裕ができて、大事なものにかけられる労力も時間も増えた。
大事なものだけに囲まれて、気持ちが満たされるようになった。
そしてこれは今まで余計なものを背負ってきたからこそ、味わえる満足感!開放感!
決して無駄な経験はない。我慢した人ほど強く実感できるはず。自信をもってそう言えます。
数秘的にいうとですね、人にイライラするのも、あるがままの自分に自信が持てないのも、ただ未熟なだけ。心が子どもなんです。
私は我慢して大人な対応をしてる。あっちが非常識!
そう思っている人ほど、心が未熟。
いい人でいたいという見栄で、周りにとって都合のいい人間を演じ、攻撃を受けないよう自分を守っている。これをペルソナ(仮面)といいます。
無理してるから不満を抱えてしまう。これが無理せず自分らしく生きるために立ちはだかる壁なんです。
壁なんていうと短所で悪いことばかり。しかし、短所と長所は表裏一体。見方を変えれば長所になり得るものです。
私は母からワガママだと言われていました。
なので、自分の意見を言うことはワガママなんだ、短所なんだと思って育ちました。
私をワガママと言う人は母も含めて「どちらでもいい」と言いながら後で文句を言う人。
私にはワガママな自覚があるので「どっちでもいいよ?」と言った上で相手もそう言うなら、と意見を出しているつもりだったんですが、そういうことじゃないらしい(困惑)。
親友たちにそんな愚痴を漏らすと「決められるのは凄いことだし、私にとってはありがたい」と言ってくれるんですよね。
そんな親友たちの言葉と数秘の結果が混ざり、
ああ私は決められる人で、誰かに決めて欲しい人、私の決断力を必要とする人もいるんだ…!
と感動しました(笑)
私の決断力はただの私の力で、
母から見れば目障りな短所
親友から見ればありがたい長所
見る人が変われば、どちらにもなることがわかりますよね?
私がまず最初にできるのは「私は自分で決める人です」という姿勢で力を隠さずにいること。そうすれば私の決断力が短所に見えない人が寄ってきてくれます。
短所に見える人を気にするより、必要とする人に力を使った方がみんな幸せだなって思いませんか?
自分を変える = 自分を見る角度を変える
→ 相手を見る角度も変わる
相手が変わる = 相手の自分を見る目が変わる
→ 相手の態度も変わる
自分がもつ力を、いろんな角度から見てみてください。
無理に隠さず必要な人に使ってあげれば、きっと何より心強い長所になってくれますよ☆