OZ数秘

数秘の基礎と考察

自分を大切にするとは

こんにちは オズノ真帆です☆

 

「自分を大切にしましょう」

よく聞きますよね?

みなさんは自分を大切にできているのか、できていないのか、判断できますか?

 

正直、私はよくわかりませんでした←

自分を大切にして幸せになりましょう

ということなのはわかるけど、自分に甘くしても、厳しくしても、やりたい放題しても、幸せになれるわけじゃない。

 

それで最近わかったことがあるのです。

 

自分を大切にする

=自分を大切にしてくれる人を大切にする

=「まあいっか」と思える相手を大切にする

 

自分を大切にしろって言われても、大切にされた経験なしには方法すらわかりません。

だから親の愛が重要視されるわけです。

親でなくてもいいのです。一緒にいてくれる祖父母や保護者にあたる人から大切にされた人は、自然と自己肯定感も高くなります。自己肯定感は、たとえ自分に欠点があったとしても自分は愛してもらえる、と自分の価値を信じられることです。

自己肯定感の高い人が自分も他人も大切にできるのは、そうでない人ほどよく分かるのではないでしょうか。

 

では自分を大切にできない人は、大切に育てられなかったのかというと、そういう話ではないのです。

もちろん悲しいことに保護者の愛を受けられなかった人もいるでしょう。しかし、大抵は親も子も大切に育てた・育てられたと自負しているにも関わらず、自己肯定感が低いのです。

 

それは例えば、能力以上のことを期待されて勝手にできない子だと言われたり、褒められることが少なかったり、話すより聞く方が多かったり、意志を否定されたり。

親自身が未熟なために子を見守ることができず、過剰な期待と失望を繰り返し、その感情がそのまま子に定着してしまうのです。

 

子は親の言葉そのままに育ちます。

それは私自身、子育て中の今本当に痛感していて、自分の言葉が子を作り上げているんだと胸に刻んでいるところです。

「あなたならできる!大丈夫!」

といえば、子どもは本当にできてしまいました。

「あなたは苦手なのね」

といえば、すっかり苦手なまま。成長の歩みを止めてしまったのです。

 

私に悪意はなく「苦手なことがあってもいいよ」という寄り添いのつもりでした。今思えば、そのままそう伝えればよかったのです。

しかし、私の言葉は「できないなら仕方ない」と伝わり、本当にそのまま「自分はできないんだ」という子の気持ちを作り上げてしまったのです。

 

子どもは本当に素直で分かりやすいですが、これは大人も同じです

相手が自分を信じて「できる!大丈夫!」と言うなら、大人であっても応えてみせます。

しかし「おまえは本当にできないな」と言われたら、できることであっても段々できなくなるのです。

 

「おまえは俺がいないとダメだな」

こんな善人の顔をした毒の場合だってあります。無意識に人をダメにすることで、自分の価値を上げているのです。

 

付き合う人を選ぶことがどれだけ大切か、お伝えできたでしょうか?

とはいえ、大人になれば選べない人間関係もありますよね?それは適当でいいんです。「自分のため」程度のお付き合いでいいんです。

 

人生には限りがあるので、大切にしてくれる人との時間で人生を埋めましょう。

私もそうですが、違和感のある人ほど気を取られてしまいます。

何か気に障ることを言ってしまったかな?

もしかしたら避けられてるのかな?

思い当たることがあるなら、解決に向けて動けばいいです。どうしても気になるなら、本人に聞いてみるのもありでしょう。

 

しかし、相手の気持ちを勝手に想像して不安になっていても、その状態に終わりはきません。

相手が何も言わないのなら、相手の不機嫌は相手の問題です。それは自分も同じこと。

あなたの態度が本当におかしいのであれば、その人だけでなく他の多くの人にもきっと同じような思いをさせているでしょう。若いうちはそれも大事な経験です。

でも、大人になればさすがに、自分の態度だけが原因でないことも薄々わかってきますよね?

 

どうしても違和感がある相手は、きっとかなり気をつかわなければ付き合えない相手です。合わない相手と付き合い続けるのは、どちらにとってもストレスですよね?

そういう相手とは不安にならない距離まで離れたらいいんです。薄情でしょうか?私はそう育てられ、そうなのだと信じて闘ってきたのですが、それこそが呪いだったなと今では思うんです。

自分を犠牲にして相手の機嫌をとることが愛情でしょうか?反対の立場になって、相手が不安になりながら自分の機嫌をとってきて、幸せになれますか?なんだか、自分がとても悪い人間になった気がしてきませんか?

相手が悪いのでも、あなたが悪いのでもありません。価値観や考え方が違うのですから、合う距離まで離れたらいいのです。

 

それは数秘にも表れています。

既存に縛られない1

白黒はっきりさせない2

感情表現豊かな3

ルール遵守で堅実な4

柔軟で自由な5

世話焼きな6

自分の世界観をもつ7

結果重視の8

全体のバランス第一の9

直感型の11

理想が高い22

ありのままを愛する33

 

みんな価値観が違うでしょ?

既存に縛られない1に、ルール遵守で堅実な

4がイライラしないわけないじゃないですか。

自分の世界観が大切な7の心を、結果重視な8がそう簡単に動かせないでしょ?

年齢を重ねて、経験を積んで、大抵のことを「まあいっか」と思える位自分が成熟した時にやっと、価値観の違う相手とも分かり合えるんです。

 

この成熟に必要なのがまず、自分の価値を知ることです。自分の価値を教えてくれるのが、自分を大切にしてくれる人。

自分の価値を知ってどんな相手といても自分が揺らがなくなったとき、人の主観も理解することができ、価値観の違う相手を受け入れられるのです。

 

まずは自分を大切にしてくれる人を、大切にしましょう。それが今からでも自己肯定感を育て、結果として人を大切にできる近道です。

これは子育て中のお父様お母様にもお伝えできることです。両親の自己肯定感がそのまま、お子様の自己肯定感になります。

 

仕事に家事に闘う毎日だとは思いますが、夫婦や親友、お子様とのわずかな時間を大切にしてください。自分を大切にしてくれる人との時間を大切にしてください。

 

幼い子どもの話ではありますが、子どもは親が多少ダラしない方が心の落ち着いた子になるらしいです(笑)

それは親自身がダラけている自分を受け入れている余裕を見て、自分にそういう面があっても愛してもらえるんだ、という自己肯定感の連鎖なんでしょう。

 

「まあいっか」と思ってくれる人は貴重です。そう思われたら自分も「まあいっか」と思えるんです。

不安になる相手よりも、「まあいっか」と思える相手を大切にしてくださいね☆